保育を伝える『見える化研修』
〜新研修委員会で体験的に学ぶ〜

研修委員会の新しいカタチ
当園では研修委員会という組織があり、
これまで当委員会では、
園全体の研修や公開保育の企画運営を
担ってきました。
その結果、園内研修の質は
確実に向上しています。
今年度はこれまで作ってきた研修はそのまま
残しながらも、その研修委員会が
若手職員も自ら学び、
実践し、発信する力を育む 「学びの実験室」
として生まれ変わりました。
ベテランから若手へという一方向ではなく、
新任・若手の職員の思いも大切にし。
それぞれの視点を活かし合う
双方向の学び合いの委員会へと
アップデートを行いました!

保育の見える化って?
新研修委員会の初めの研修が見える化について
でも…【なぜ今、見える化なのか】
「幼稚園って遊んでいるだけでは?」
そんな声に、私たちはどう応えるべき
でしょうか。子どもたちは遊びの中で、
協調性、創造力、問題解決力、
レジリエンス(回復力)など
数えきれない「生きる力」を獲得しています。
その豊かな学びのプロセスを
写真、文章、動画、作品を通じて
「見える」ものにすること。
それが保護者の理解を深め、
子どもの成長を共に喜び合う
関係性を築く第一歩となります。
そんな話を園長から聞いた後、実践的な
研修が始まりました!


実践!3つのSTEP
Step1:自分を知り、伝える
マインドマップやウェブ図をという
事柄をリンクさせる手法を使って
自身の興味関心を可視化。
「伝えたいこと」の核心を見つけ、
「アイデアの発散」を行います。
Step2:相手の視点で考える
次は園内研修をテーマに考え合う、
架空の壁新聞づくりのペアワークを通じて、
「どう伝われば理解されるか」を
体験的に学びました。
Step3:チームで創る
KPT研修(Keep・Problem・Try)を題材に
若手目線での気づきを壁新聞に。
レイアウト、言葉選び、ビジュアル...
すべてに「伝わる工夫」を込めました。

