幼児期の終わりまでに

​育って欲しい「10の姿」

5領域*の内、特に幼児期の終わりまでに育ってほしい10の具体的な姿

*5領域とは...保育・幼児教育において育みたい5つの領域。「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」

​【出典】「未来を生きるこどもたちのために」全日本私立幼稚園連合会

 幼稚園生活の中で、充実感をもって自分のやりたいことに向かって、心と体を十分に働かせ、見通しをもって行動し、自ら健康で安全な生活をつくり出すようになる。

 身近な環境に主体的に関わり、さまざまな活動を楽しむ中で、しなければならないことを自覚し、自分の力で行うために考えたり、工夫したりしながら、諦めずにやり遂げることで達成感を味わい、自信をもって行動するようになる。

 友達と関わる中で互いの思いや考えなどを共有し、共通の目的の実現に向けて、考えたり、工夫したり、協力したり、充実感をもってやり遂げるようになる。

 友達とさまざまな体験を重ねる中で、して良いことや悪いことが分かり、自分の行動を振り返ったり友達の気持ちに共感したりし、相手の立場に立って行動するようになる。

 また、きまりを守る必要性が分かり、自分の気持ちを調整し、友達と折り合いを付けながら、きまりをつくったり、守ったりするようになる。

 家族を大切にしようとする気持ちを持つとともに、地域の身近な人と触れ合う中で、人とのさまざまな関わり方に気付き、相手の気持ちを考えて関わり、自分が役に立つ喜びを感じ、地域に親しみを持つようになる。

 また、幼稚園内外のさまざまな環境に関わる中で、遊びや生活に必要な情報を取り入れ、情報に基づき判断したり、情報を伝え合ったり、活用したりするなど、情報を役立てながら活動するようになるとともに、公共の施設を大切に利用するなどして、社会とのつながりなどを意識するようになる。

 身近な事象に積極的に関わる中で、物の性質や仕組みなどを感じとったり、気付いたりし、考えたり、予想したり、工夫したりするなど、多様な関わりを楽しむようになる。

 また、友達のさまざまな考えに触れる中で、自分と異なる考えがあることに気付き、自ら判断したり、考え直したりするなど、新しい考えを生み出す喜びを味わいながら、自分の考えをよりよいものにするようになる。

 自然に触れて感動する体験を通して、自然の変化などを感じ取り、好奇心や探究心を持って考え、言葉などで表現しながら、身近な事象への関心が高まるとともに、自然への愛情や畏敬の念を持つようになる。

 また、身近な動植物に心を動かされる中で、生命の不思議さや尊さに気付き、身近な動植物への接し方を考え、命あるものとしていたわり、大切にする気持ちを持って関わるようになる。

 遊びや生活の中で、数量や図形、標識や文字などに親しむ体験を重ねたり、標識や文字の役割に気付いたりし、自らの必要感に基づきこれらを活用し、興味や関心、感覚を持つようになる。

 先生や友達と心を通わせる中で、絵本や物語などに親しみながら、豊かな言葉や表現を身に付け、経験したことや考えたことなどを言葉で伝えたり、相手の話を注意して聞いたりし、言葉による伝え合いを楽しむようになる。

 心を動かすできごとなどに触れ、感性を働かせる中で、さまざまな素材の特徴や表現の仕方などに気付き、感じたことや考えたことを自分で表現したり、友達同士で表現する過程を楽しんだりし、表現する喜びを味わい、意欲を持つようになる。

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